スポッツカバーファウンデーションは、1981年から販売されている資生堂のロングセラーコンシーラーです。

「プチプラなのにカバー力が高い!」と、今でも根強い人気があるんです。
そんな資生堂スポッツカバーファウンデイションを、数多くのシミ隠しコンシーラーを使用してきた私がカバー力や使用感をじっくりチェックしてみました。
スポッツカバーファウンデイションは、カバー力が高くてコスパの良いので、しっかりシミを隠せるプチプラコンシーラーを探している人にはピッタリのコンシーラーです。
カバー力だけでなく、クレンジングでの落としやすさなども合わせてお伝えしていくので参考にしてくださいね。
資生堂スポッツカバーファウンデーションは良い口コミが多い!
スポッツカバーファウンデイションには、良い口コミが多いです。

資生堂の公式サイトに寄せられている愛用者の口コミを集めてみました。
今までシミを隠すのにコンシーラーやファンデなど色々試しましたが納得のいく仕上がりになりませんでした。でもこの商品は濃いめのシミもカバーしてくれて求めていたのはこれだ!と思いました。ずっと使い続けたいです。
資生堂ワタシプラス REVIEW
薄く延びて よれません!
資生堂ワタシプラス REVIEW
頬のシミなどを指でトントンと延ばし、ファンデを上から重ねていますが、薄づきなので
化粧崩れもあまりめだちません。
直しも楽です。
今まで使ったコンシーラーの中で1番隠れます!
資生堂ワタシプラス REVIEW
そばかすとしみが…き・え・た…
資生堂ワタシプラス REVIEW
夜になっても崩れてないし、つやもあるし感謝しかありません。
どうも有難うございました。
少し硬めのテクスチャーで、濃いシミのカバーに最適。
資生堂ワタシプラス REVIEW
カラーも少し濃いオークルで、私の肌色になじむ感じで丁度いいです。
こんな感じで、スポッツカバーにはカバー力を絶賛する口コミが多いです。
長年にわたって販売されているコンシーラーには、それだけの理由があるってことですね。
資生堂スポッツカバーファウンデーションを徹底レビュー
私が実際にスポッツカバーファウンデーションを詳しくレビューしていきます。

特徴・評価をまとめたのがこちら。
テクスチャー | 固め |
シミのカバー力 | |
崩れにくさ | |
落としやすさ |
それぞれ詳しくお伝えしていきます。
テクスチャーは?
まずスポッツカバーファンデーションのテクスチャーをチェックしていきますね。
スポッツカバーファンデーションは、固形状のコンシーラーです。
一応クリームタイプですが、テクスチャーはかなり固めです。

少量でもしっかり肌にのる感じ。
香料が入っていないので、香りはしません。
シミのカバー力は?
次はスポッツカバーファンデーションのシミのカバー力をチェックします。
頬にある私のシミを、スポッツカバーファウンデイションで隠してみました。

ブラシでちょっと取って、シミのあるところにのせます。

ブラシでちょちょっとシミの上にのせていきます。

どうでしょうか?

塗る前と塗った後を比べると、シミがしっかり隠れているのが分かります。


ほんのちょっぴり塗っただけでしっかりカバーできました!
スポッツカバーファンデーションは、やはりカバー力がかなり高いですね。
崩れやすさは?
次は気になる崩れやすさをチェックしていきます。
朝スポッツカバーファウンデーションを塗って、9時間経過後の様子です。

スポッツカバーファウンデーションを塗る前・塗った直後・塗布して9時間後の状態を並べてみました。

一部取れてはいますが、きちんとスポッツカバーファウンデーションが肌に残っているところもあります。

この日はマスクを着けていたので、マスクがあたる部分はどうしても取れてしまいました。
ですが元々混合肌で、頬のあたりはどうしても皮脂が多い私の肌。
パウダーなし・メイク直しなしで9時間経ってコレなら、まずまずの優秀さです。
落としやすさは?
最後にクレンジングでの落としやすさもチェックします。
まずスポッツカバーファンデーションを3か所に塗り、洗浄力の違う3つのクレンジングをのせました。

それぞれ数秒ずつ、指でクルクルとなじませます。

クレンジングをなじませた後、水で洗い流した後の状態がこちら。

洗浄力の強いビオレのクレンジングオイルと、洗浄力がまあまあ高いおひさまでつくったクレンジングオイルだとキレイに落とせてるのが分かります。
一方、洗浄力の弱いカウブランドの無添加メイク落としミルクはほとんど残っていますね。

全然落ちていませんね。
資生堂スポッツカバーファンデーションは、洗浄力の弱いクレンジングだとキレイに落とすことができません。
落とし残しがあると肌荒れの原因になってしまいます。
スポッツカバーファンデーションを使ったときは、ある程度洗浄力の高いクレンジングを使って落とすようにしましょう。
資生堂スポッツカバーファウンデーションを使う際の注意点・デメリット
スポッツカバーファウンデイションを使う上で知っておきたい注意点・デメリットをお伝えします。
それぞれ詳しく解説していきます。
極端な色白肌に合う色がない
資生堂スポッツカバーファウンデイションの一番明るい色は、S100(H100)です。※S100は部分用、H100は全体用

S100(H100)は、いつも明るめのファンデーションを使っている私でギリギリ使えるくらいの明るさでした。

やや暗めな気もしますが、それほど違和感はありません。
ただ私よりももっと色白で、普段1番明るいファンデーションを使っているような人には暗すぎるかと思います。
資生堂のファンデーションで中間的な明るさとされているオークル20と比較してみると、この通り。

スポッツカバーファウンデーションのS100(H100)は、資生堂のファンデーションの中間色オークル20よりもかなり暗めです。
同じオークル系ですが、スポッツカバーファウンデーションの方が黄みが強いのでその分暗く見えてしまいます。

超色白肌の人は暗すぎます…。
一番明るいS100(H100)でも明るさが足りない人は、補正色と混ぜて使うのがおすすめ。

補正色は本来アザなどの色を分かりにくくするために使うものですが、色の微調整にも使えます。
広範囲に使うと厚塗りになりやすい
スポッツカバーファウンデイションはカバー力が高いので、その分厚塗りに見えやすいです。
もちろんちょっとの量でカバーできるのでピンポイントでカバーするには優秀なんですよね。

ただテクスチャーが固い分、肌なじみはあまりよくありません。

広い範囲に塗ると、一気に厚塗りにみえてしまいます…。
スポッツカバーファウンデイションを使う時は、こんなことに気を付けると厚塗り感なく仕上げることができます。
スポッツカバーファウンデイションは上手く使いこなせば、本当にキレイにシミがカバーできますよ。
落とすときは洗浄力の強いクレンジングが必要
スポッツカバーファウンデイションを落とすには、ある程度洗浄力が高いクレンジングを使う必要があります。
と言っても、洗浄力が中程度の油脂系のクレンジングオイルでも十分落とせます。

いわゆる「普通のメイクが落とせるクレンジング」であれば大丈夫ですよ。
参考までに、私の手持ちのクレンジングでスポッツカバーファウンデーションがオフできるか検証した結果をまとめました。
落とせる | 落とせない |
ビオレオイルクレンジング おひさまでつくったクレンジングオイル スリー バランシング クレンジング オイルR ファンケル マイルドクレンジング オイル | カウブランド無添加メイク落としミルク 無印マイルドクリームクレンジング |
いつも石鹸落ちコスメを使っていて、石鹸や洗浄力の弱いクレンジングなどを使っている人は、新たに洗浄力の高いクレンジングを用意する必要があります。
洗浄力の高いクレンジングの肌への負担が心配な場合は、コットンを使ってピンポイントでオフするのがおすすめ。

クレンジングをしみこませたコットンでスポッツカバーファウンデーションを塗った部分に当てれば、肌の負担になりにくいです。
資生堂スポッツカバーファウンデーションのおすすめポイント・メリット
スポッツカバーファウンデイションのおすすめポイント・メリットをまとめます。
カバー力が高いので濃いシミまでしっかり隠せる
スポッツカバーファウンデーションは口コミの通り、カバー力がともて高いコンシーラーです。
薄いシミから濃いシミまで、しっかりと隠せます。


ブラシでササっと塗るだけ!
カバー力が高いだけに塗りすぎると厚塗りになってしまいますが、コツをつかめばキレイにシミを隠すことができます。
ファンデーションだけではなかなか隠れなかったシミも、スポッツカバーファウンデーションでなかったことにできちゃう感じです。
取れにくいので夕方まで安心して過ごせる
レビューでも画像入りでお伝えしましたが、スポッツカバーファウンデイションは長時間メイク直しなしでも取れにくいです。

私が実際に検証した結果、マスクがあたるところ以外は9時間経っても取れていませんでした!

コンシーラーは、朝しっかりカバーしていても夕方になると完全に取れてしまっていることも多いです。
そんな中、スポッツカバーファウンデイションはパウダーなし・メイク直しなしでもコンシーラーが残っていました。
こすれには要注意ですが、これくらい崩れに強いと、外出先でメイク直しできない時も安心して過ごせます。
ロングセラーなので廃盤の可能性が少ない
最初の方でもお伝えしましたが、スポッツカバーファウンデイションは1981年に発売されています。

40年以上、女性に愛され続けているんです。

コスメって、愛用していても突然廃盤になってしまうことってあるんですよね。

特に流行っていて大人気のコスメアイテムほど、人気が落ち着くと廃盤になってしまう可能性も高いです。
スポッツカバーファウンデイションは長い間ずーーっと地味に売れている商品です。
その他の今流行っている人気コンシーラーに比べると、この先もずっと使い続けることができそうです。
補正色で色の微調整ができる
デメリットのところでもお伝えしましたが、スポッツカバーファウンデイションは補正色があるので色の微調整が可能です。

買った色が暗すぎたら、補正色と混ぜて使えます。

ちょうど良い具合に混ぜるのはちょっと面倒くさい気もしますが、色が合わなくて無駄になるよりも全然良いですよね。
ちょっとの量でカバーできてコスパが良い
そして一番嬉しいのは、スポッツカバーファウンデイションはめちゃくちゃコスパが良いということ。
スポッツカバーファウンデイションは定価で税込み1,320円です。
カバーする範囲にもよりますが、私の頬のシミをカバーするのに使うのはコンシーラーブラシでほんのちょこっと。


計算は難しいけど、1回買ったら一生買わなくても良いんではないかというレベル。
スキンケアやファンデなど、メインの美容アイテムはこだわってある程度お金をかけている人も多いはず。
スポッツカバーファウンデイションは、「コンシーラーはできるだけお金をかけず、コスパの良いものを選びたい」という人にはピッタリのコンシーラーです。
資生堂スポッツカバーファウンデーション成分&商品情報
資生堂スポッツカバーファウンデーションの成分やその他の商品情報は、こちらで確認してください。
商品名 | スポッツカバー ファウンデイション |
価格 | 1,320円(税込) |
色展開 | 全8色(ベースカラー6色・コントロールカラー2色) |
量 | ベースカラー20g・コントロールカラー18g |
形状・タイプ | クリーム状 |
香り | 無香料 |
日焼け止め効果 | なし |
成分 | 【ベースカラー】 シクロペンタシロキサン,ミネラルオイル,ポリエチレン,マイクロクリスタリンワックス,オクチルドデカノール,セスキオレイン酸ソルビタン,水酸化Al,ジステアリン酸Al,トコフェロール,BHT,酸化チタン,酸化鉄,マイカ 【コントロールカラー】 シクロペンタシロキサン,ミネラルオイル,ポリエチレン,マイクロクリスタリンワックス,オクチルドデカノール,セスキオレイン酸ソルビタン,ジステアリン酸Al,アルミナ,グリセリン,トコフェロール,BHT,酸化チタン,マイカ,酸化鉄 ※商品の改良や表示方法の変更などにより、実際の成分と一部異なる場合があります。実際の成分は商品の表示をご覧ください。 |
販売会社 | 資生堂 |
資生堂スポッツカバーファウンデーション口コミまとめ
資生堂スポッツカバーファウンデイションは、ほんのちょっとの量で濃いシミもカバーできるコンシーラーです。

時間が経ってもシミが浮きにくいので、一日安心して過ごせます。
色は全体的に暗めの展開なので合わない人も多いですが、補正色で自分の肌に合わせることができます。
プチプラコンシーラーの中では、ダントツでカバー力があるコンシーラーなので、気になっている人はぜひ一度使ってみて下さいね。
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